こんにちは。先生のための働き方コーチ・平田洋典です。そろそろ、最初の保護者会という学校もあると思います。日頃、子どもたちへの指導がうまくいっていないと考え始めている先生方は、保護者からそのことを指摘されるのではないかと戦々恐々としているかもしれません。今回はそのような時の働き方について書きます。
目次
結果はすぐに出なくて当たり前。諦めないことが何よりも大事です。継続あるのみ。
まずは、子どもたちと向き合っている自分を認める
教師の第一条件は授業をしっかりとできることです。また、その前提条件として、子どもたちと真摯に向き合うというのがあることは言うまでもありません。
どんなに指示を聞かない子どもたちに対しても、教師はアクションを起こして向き合うことが必要です。直接言葉を掛けなくとも、見守って機会を窺うこともことも重要なアクションです。
子どもたちと向きあっているからこそ、悩みは生まれます。心の中で投げ出して、適当に授業や生徒指導をやっていたら悩みなど生まれません。
子どもたちと向き合っているという教師としての条件を満たしているだけでも、まずは自分を認めることです。
うまくいかないのではなく、「うまくいくまでの過程」だと考える
Aという方法がうまくいかないなら、B、Cという方法を。B、Cという方法がうまくいかなければDという方法を使えば良いのです。Dでうまくいくまでに、「A、B、Cはうまくいかない」と分かっただけでも大きな発見です。このように、うまくいかないことはマイナスでも何でもなく、成功までの過程・布石となるものです。それらがなければDを使おうと思わないわけですから。
諦めないことが何より大事
我々が今、飛行機に乗ることができるのは、ライト兄弟が人々の「空を飛びたい」という願いを叶えるために尽力したことが原点と言われています。
ライト兄弟だけではなく、多くの人が協力したことでしょう。その過程で、うまくいかないことがあっても彼らは諦めなかった。「飛行機で飛ぶ」という願いを叶えるためにです。
先生方も、「子どもたちに〇〇の力を付けたい」という願いが叶うまで諦めないことです。うまくいかなくても、悲観せずに、「次はこうやってみよう」で良いではありませんか。いや、その姿勢こそが重要なのです。
まとめ
子どもたちへの指導がうまくいかずに、「自分には指導力がない」と思った時の働き方は、まずは、自分を認めること。そして、とにかく「諦めない」ことです。具体的には、うまくいかなくとも、成功の過程だと考えて、次を考えていくこと。このような思考パターンを身に付けて、先生方、頑張ってください!応援しています。