こんにちは。先生のための働き方コーチ・平田洋典です。
教師を続けていけば、思うような授業や生徒指導ができずに「自分は教師に向いていない」と思うことがあると思います。私は、先生方を応援する立場として、その乗り越え方の一案を示したいと思います。

人間は同時に「楽しいこと(快情報)」と「楽しくないこと(不快情報)」を考えることはできません。そうであるならば、楽しいことを考える時間を増やすのが良いです。

毒リンゴ理論

たとえ話です・・・。リンゴの木の根っこに毒を注ぎ続けると、毒リンゴになります。そもそも、木自体が枯れますね。同様に、「生徒の学力を伸ばせない自分は教師に向いていない」、「A君とうまく関係を作れない自分は教師に向いていない」という毒・・・不快情報を自分に注ぎ続けると、潜在意識は状態をさらにそちらの方向にもっていきます。すなわち、「学力を伸ばせない」、「関係を作れない」のが当たり前、「教師に向いていない」ということを当たり前の状態にもっていきます。その後、ちょっと生徒指導で躓いたら、「やはり自分は向いていない」となっていくのです。怖いですね。

毒リンゴをやめたいなら

毒リンゴが嫌なら、栄養素、人間で言えば快情報を注げば良いのです。「A君とはうまくいっていないけど、他の22名とは良好だよ!A君とも、今後良くなるさ、絶対に」と考えれば良いのです。

意識的に操作する

私は、不快情報を考えるな、と言いたいのではありません。時にはうまく進んでいないことに目を向けることも必要です。そうすることで反省が生まれます。反省して、状況を改善することは教師として必須です。重要なことは、不快情報のみを一方的に注ぎ続けないということです。

人間は楽しいことを考えている時には、嫌なことは同時には頭に浮かびません。大好きな趣味に没頭している時に、快情報と不快情報は同時には浮かばないことを考えれば分かると思います。よって、不快情報に支配されそうになったら、意識的に快情報にスイッチするのです。

まとめ

楽しいことばかりではないのが教師という仕事。しかし、辛いことを乗り越えることで実力が付き、余裕も生まれます。そのためには時間が必要です。途中で「自分は向いていない」と思う日が来たら、自分ができたこと・・・快情報を意識的に思い出すようにしてみてください。

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