こんにちは。先生のための働き方コーチ・平田洋典です。新年度、新しい学級の担任となった先生方は張り切って学級運営をされていると思います。しかし、時に、子どもたちからショッキングな一言をもらうことがあります。その代表例が、「昨年度の担任の先生の方が良かった」というものです。さて、どうしましょう?
目次
まずは、子どもたちの気持ちを受け止めることです。そして、新担任としての気持ちを伝えること。この2点に集約されます。
子どもたちの心情は・・・
子どもたちがそのようなことを言う背景を考えてみましょう。以下に分類されると思います。
①教師の出方をうかがっている。
やんちゃな児童、生徒であれば、適当なことを言って教師の出方を見て試そうとしていることが考えられます。子どもたちも、必死でイニシアチブをとろうとしてきます。
②前年度の経験が良い思い出として残っている。
前年度の担任の先生との別れが名残惜しくて、まだまだ吹っ切れていないということが考えられます。
③比較をされて、自分のやり方が受け入れられていない。
子どもとの相性もありますので、指示の出し方ひとつとっても、昨年度の担任を支持する生徒はいるものです。
受け止め方と気持ちの伝え方
まずは、子どもの心情を「そう思うんだ」と受け止めましょう。①に対しては、「先生、傷つくなぁ」とおどけて見せるのも良いと思います。そうすれば、「土俵に乗ってこないな」と思ってもらえます。
②の場合は、「いい先生だったんだね」、「楽しかったんだね」と素直に子どもたちの気持ちを受け止めることが大事です。子どもたちの素直な心情を受け止めることは重要です。
③の場合が最も難しいと思います。自分自身もやる気をもって、工夫をしているにも関わらず、そのようなことを言われると一瞬なりとも傷付き、戸惑うでしょう。しかし、ここで動じてはいけません。また、感情的にもならない。②と同様に、子どもたちの心情を受け止めた上で、「先生も、みんなから『今年度は楽しかった』と3月に言ってもらえるようにするから」と笑顔で答えましょう。真面目な先生方であれば、地道な取り組みは必ず子どもたちの心に響きます。全員に響かせるのは難しいですが、必ず響く生徒はいます。そもそも、全員に受け入れられる先生など、ほとんどいません。一生懸命になればなるほど、煙たがる生徒もいるわけですから。それでも、担任をした年度は受け入れられなかったとしても、数年後に、「あの先生は本気で関わってくれた」などと思い出してもらうことだってあります。それで良いではありませんか!
まとめ
子どもたちは、感情をそもままぶつけてきます。その言葉の背景を読み取り、まずは受け止める。その後で、気持ちを伝えることで、お互いに気持ちを伝え合ったということにもなります。言いたいことはしっかりと伝えていくことが、余計なストレスを溜め込まないことにもつながります。子どもたちの言葉に傷つくことはあります。大切なのはその後のリアクションです。特に、若い先生方、参考にしてみてください。
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