人間は、自分が信じる信念体系(価値観)通りにものごとが進まなかったり、願いが叶わないとマイナスの感情を抱いたり、精神的に不安定になることがあります。

その信念を変化させ、柔軟性のある信念体系を手に入れるように促すのがREBTの道筋です。信念そのものを書き換えるので、本質的な変化が望めます。

その結果、あらゆるものごとを心理的なストレスがかからない方向に解釈ができるようになり、人生をより良く導くことが可能になります。

REBTの基本的な理論は以下のものです。

ABCDE理論

A:Activating event(できごと)
B:Belife(信念、固定観念)
C:Consequence(結果)
D:Dispute(論駁)
E:Effect(効果)

あるできごとと結果の間に、ビリーフ(信念)による解釈があります。その中で不合理な考え方による解釈をイラショナル・ビリーフと呼びます。そのイラショナル・ビリーフは、その人にとって苦しく不都合な解釈と結果を導き出してしまいます。

よって、そのイラショナル・ビリーフをを変化させることが重要になります。
この理論で、最重要なのは「D:Dispute(論駁)」です。

論駁とは、端的に言うと、「本当にそうだろうか?例外は?」と一歩立ち止まって考えることです。適切な論駁は、より充実した人生に結びついていきます。

イラショナル・ビリーフの例

例えば、「全ての人に認められたい」と思うのは、現実的ではありません。人ぞれぞれ経験も価値観も異なるので、そこにこだわると実現しないので苦しくなります。

「全員に認められなくても、数人であっても自分を認めてくれる人がいれば十分幸せだ」というように、論理的に変えることで、人生はかなり楽になります。