皆さん、こんにちは。先生のための働き方コーチ・平田洋典です。
悪質な煽り運転が後を絶ちません。被害者の恐怖や憤りは、言葉では表せないものでしょう。

そして、教師いじめも後を絶ちません。

煽り運転と教師いじめ。これらの悪質さは同じです。

今回は、教師いじめの悪質さを整理して、撲滅のための動きを起こす人が過ごしでも増えることを願います。

※教師いじめの分類は下記を御参照ください。
先生、それは教師同士のいじめですよね?➀
先生、それは教師同士のいじめですよね?➁

根底にある身勝手な認識

煽り運転も教師いじめも、「俺の邪魔をした」という身勝手な考えが根底にあります。煽り運転であれば、「追い越し車線を走っている車は。全て自分の走行を妨げるもの」といった認識です。

教師いじめで言えば、「お前が学級通信を出すと、自分たちまで出さなくてはいけなくなる。だから、出すな」という認識です。そうなったら困るという恐れから来ているのでしょう。

これらの身勝手さとともに、悪質さが増す状況を詳細に述べていきます。そして、教師いじめも悪質な犯罪であるということを表していきます。

「自分がルール」という身勝手さ

悪質な煽り運転では、例えば「自分が走っている追い越し車線に、別の車がいる」という身勝手な供述が出たりします。

一般道も高速道も公道です。

それにも関わらず、「自分が思うように、快適な気持ちで走りたい」というエゴを何の疑いもなく正当化し、貫き通す状態は身勝手以外の何物でもありません。

一方の、教師いじめはどうか。先の「学級通信」をもとに考えると、出す同僚を責める教師は、やはり身勝手なエゴをむき出しにしています。

「自分が思うように、快適に仕事こなしたい」と。具体的には、「学級通信など面倒なことをするつもりはない。そんなイレギュラーなことをするから教師は忙しくなるんだ。そんなことをする奴は、俺の邪魔をしているとしか思えない」といった具合でしょうか。

さて、このような思考過程をたどる人の特徴があります。それは何か。

それは、学級通信を書こうとしている同僚は、「○○先生も書いてください」と言っていないということに気付かないということです。

 

ただ、「書こうとした・書いた」というだけで、自分の邪魔をされたと考えるということは、「自分も書かないといけなくなる」と考えているわけです。

何を根拠にか?

はい、勝手な想像によってです。

その状態で、同僚を責めたてる理不尽さ。児童生徒のため、保護者のために自分のできることで、教師の裁量権の中で教育実践を進める同僚を責め追い詰める行為。

しかも、長引くのです、これが。ネチネチと。

そして、日常的に悪口を広め、いつの間にか取り巻きまでできている始末。

これを、いじめと言わずに何と表現するのでしょうか。

自身の教師としての在り方に「学級通信」という手段がないのであれば、保護者会を丁寧にやればよいではありませんか。

また、連絡帳を充実させるでも何でも、保護者に児童生徒のことを伝える手段はあるはずです。

また、「保護者にことさら詳細な連絡は必要ない」と考えるのなら、それは自身の信念として、自己責任で貫けばよい。

貫くとはそういうことです。

そこで、保護者から「学級通信はないんですか」と聞かれても、「はい。ありません。」と答えれば良い。

そして、より丁寧にその理由を付け加えれば良い。

その時間も保護者とのコミュニケーションになるのですから。

攻撃する相手を選ぶ悪質さ

煽り運転も教師いじめも人を選ぶ、という悪質さがあります。

何も言わないような大人しい方がターゲットになります。継続して攻撃を受けます。

その判断を最初の「アタック」で見分けるのですね、加害者は。

身勝手な人間は、思うままに自分の感情をぶつけてきます。

「学級通信なんか出すなよ」と。

その相手が強面、かつ筋骨隆々で、校内で絶大な発言力のある同僚であれば、言い返されて終わりです。

しかし、不安げな初任者や、大人しめの同僚であれば、一気に罵声を浴びせることもあります。

この卑劣さを見ても、いじめ以外の何物でもありません。

本気で解決しようとする覚悟

この状態を分かっていて放置しているのであれば、周囲も問題です。実際にそのような職場もありました。報告して解決に動いた私も干されました。

今は、被害者の相談が寄せられています。被害者が孤立無援の状態なのです。

それで良いのでしょうか?

それでいて、児童生徒のいじめアンケートは何度も何度も繰り返して、上に報告する。

同じではないでしょうか?

仲間が、理不尽にやられているのです。仲間がいじめの加害者になっているのです。

この状態を放置してよいのでしょうか?

確かに、一教員が動くのは勇気が必要です。しかし、せめて管理職に報告していただきたい。そして、報告を受けた管理職は、速やかに事実確認を行い、事実であればすぐに教育委員会に報告していただきたい。

教育委員会も、このようなことを校長の指導管理不足と「すぐに」判断するのはやめていただきたい。

大人が大人をいじめている。

この状況はもう、個人の問題です。

人としての問題です。

万が一、管理職が事実を個人的に黙認してきたのであれば、それは校長の管理責任は問われるでしょう。

そうでなければ、形式上は、校長の管理責任を問うたとしても、処分はしないでいただきたい。

もう、現実的に向き合いましょうよ。

形式的に進めても何も変わりません。

一人の人間が、身勝手な理由で継続的に他者をいじめているのです。それはもう法的な対応も考えください。

人生を壊された被害者に本気で向き合ってください。

それが、学校現場を変える覚悟なのではないでしょうか。

どうか、よろしくお願いいたします。

管理職の皆様も校内の複雑な事情等があり、動きたくても動けないのかもしれません。

その場合はぜひ、御相談ください。

人の命がかかっています。

いじめは、子ども同士だろうと大人同士だろうと犯罪です。

教師いじめ撲滅のために、共に動きましょう